味の素元社員の発明対価訴訟、1億9千万円支払い命令

この判決に対して、味の素は控訴を予定している。

こんな愚かな問題を解決する手段のひとつとして特許法の改正がある。
経団連どもは「相当の対価」の条文を消し、「発明者の権利」を消そうとしている。当然のことながらそのような愚行で解決できるわけがない。その愚行の結果は火を見るより明らかであり、「国内で発明される特許はゼロ」になる。
そこで解決策として、「職務発明」を無くすこと。
その上で、

  1. 発明の権利は、すべて発明者らのものとする
  2. 会社は、発明者らが全員在籍する限り無断、かつ、有償で特許の権利を使用することができる
  3. この場合、特許がもたらした利益の50%が会社のものとなり、残り50%が発明者のものになる
  4. 発明者らの中で誰か一人でも抜けた場合(死亡、行方不明を除く)は、会社は無断で権利を行使することができない
  5. クロスライセンスは事実上不可能になる。

最低でもこれだけはやらないと、全く話にならない。
それとも、外国から買ってきますか?