GNOMEから利益を得るためのビジネスケース
さて、GNOMEの(KDEでも可能になるらしい)ビジネスモデルらしいけど、少々問題点があったりする。そこそこ痛手になるとゆー。
- Pro版にどれほど流れるか?
Free版の出来が悪ければ、アプリケーションそのものの価値が低いと判断され、使用者は小数に留まることは記述されている。しかし、Pro版と遜色ない程度のものを出した場合、Pro版にアップグレードする価値が低いとみなされるはずである。Win98ユーザが今もまだ存在することは、追加投資をしてまでXPに上げる価値を見出せない、という人が少なからずいる。(ハードの制約という場合もあるが、それはおいといて。)
- では、FreeとProの差は?
最終的には、機能はほとんど差が無いものになるのではないか?
差の部分に特許でもからまない限り、気まぐれなハッカーがちょいと書いてしまうかもしれないし、そうでなくとも、ユーザグループが試行錯誤の元に差を埋めたものを作ってしまうかもしれない。Officeソフトくらいまで大きくなれば少数グループでは太刀打ちが出来ないだろうけど、いかがなものか。
- 実を得るには?
アプリケーションそのものを売りに出そうとするからしんどいのであって、保守、教育、ハードとかをセットにすることで、差別化ができるんじゃないだろーか。教育あたりは、よく出来た第三者がかっさらいそうだが。
// という戯言。この文章のバグを発見した方は、心の奥底に鍵を絞めて閉じ込めると、明日は大吉かもしれません。