地上波デジタル

私の嫌いな政党の議員であるが、言っていることに共感を覚えるので無断リンク

ちなみに、アナログ停波後はこうなることが予想されます。

  • 停波直後、貴方の持つテレビはD端子を持っていなければガラクタになります。
    • S端子では意味がありません。無論、コンポジットでも。
    • これは、デジ→アナのコピーを防ぐために物理的に遮断しようとするでしょう。デジ波におけるコピーガードはコンテンツ暗号化であり、テレビ側が復号できなければ映すことは出来なくなりそうですね。
  • 全ての番組はコピー禁止になります。よってHDDレコーダ、DVDレコーダなどはやはりガラクタです。
    • CMくらいはコピー許可になるかもしれません。CMコレクターは持っておいても損は無いかもしれないですね。
    • これは、ハリウッドの例を見れば当然こうなります。ハリウッドは自分の利益にならないものに対しては米国議会を買収して、標準化団体を買収して、徹底的につぶします。Kazzaも潰そうとしましたが失敗しました。そのために見境無く適当な一般市民を魔女狩りします。このようなハリウッド理論により、放送直後に私的複製を防ぐため、一般視聴者を犠牲にすることは当然です。
  • ほぼ全ての番組はPPV(Pay Per View:有料放送)になります。例外は緊急放送か、国による大本営発表のみです。
    • また、PPVになるため、必ず電話回線が必要になります。IP電話で大丈夫かどうかは知りません。幸い、NTTの電話加入料は廃止されるのが不幸中の幸いです。
    • PPVになる理由はハリウッド理論により証明できます。手当たり次第訴訟をするには金が必要なのですから、毟り取れるところから、というのは当然です。
  • しかし、コピー禁止は有効に機能しない可能性もあります。
    • レコーダ販売会社が対抗措置として、という可能性も有るため。しかし、この可能性を考えると、全てのコンテンツが悪魔の産物コピーワンスになることになります。
    • コピーワンスの場合、一度移動した時点で消滅します。「再生」も移動に含めろと放送協会が言うでしょうから、一度見た時点で消滅します。そのため、DVD-Rにコピー/移動することは出来ない。
    • コレであればレコーダメーカーも妥協するでしょう。現実に妥協しているかもしれませんね。
  • 現在、B-CASカードが存在しますが、果たして効果があるだろうか。
    • 某S0社のプレーヤーは特許と噂されるほどの技術により12ヶ月+数日で壊れます。噂では、ね。
    • つまり、コンテンツの保持期限は1年と固定されます。
    • 10年後にはB-CASカードは10枚以上になり、「この番組みたいけど、どのカードだっけ?」ということになります。
    • もし、HDDRに録画していれば、永久に見ることは出来なくなりますし、DVDRであれば見れるかと思えばそうではありません。メーカーごとに囲い込みが出来、他社プレーヤーでは再生できません。無論、他社対応と謳っていれば出来る可能性は若干あります。まあ、それはそれなりの技術があれば出来るでしょう。放送波に独自ヘッダを加えるくらいでしょうから。
    • CMカットはもちろん不可能です。ま、そのあたりはプレーヤーがぴったり15秒飛ばしボタンとか作るので、手動で消せるでしょうが。
    • B-CASカードには個人を特定できる能力があります。(放送を、録画を)見るために必要+有料放送ゆえにカードの番号をTELする=個人特定、になります。貴方の嗜好は監視されます。
    • http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/09/02/07.html で、「何不自由無い視聴が可能」を大嘘を言っています。不自由しないのは放送協会の懐くらいのものです。

そうそう、最後に。
平成23年(2011年)7月24日で、貴方の持つテレビで、テレビは見れなくなります。

http://www.hirataku.com/contents/seisaku/seisakus/analog1.htm
http://japan.cnet.com/column/pers/story/0,2000050150,20054632,00.htm

結局のところ、地上波デジタルには反対です。

批判だけ書いても仕方ないので、建設的な意見を。

  1. コピーワンス撤廃。
    • DVD、HD-DVDBlu-Rayよりも良い*1保存メディアが誕生し、標準になったときに、これらはレガシーとなりプレーヤの高価格化の原因となる。
    • コピーワンスを狭義的に捕らえれば、全てMOVEになる。この弊害は恐ろしく不自由なものになり、営利目的のCD販売のためリスナーを切り捨てた第二、第三のJASRACを生む。
    • 公衆送信権については、再放送ビジネスという後向きなビジネスを生む。*2放送会社による廉価なVODが実現するまでは公衆送信権の行使を停止させなければなるまい。
  2. B-CASカードは、有料放送のみに使用する。
    • StandAloneで動作する、携帯端末で見ることが出来る、という前提があるので、無駄な回路は省かねばならない。そんなので見るような番組は有料であるはずがない。
    • 将来的には、Cookie以上の個人情報を提供することになるカードであるので限定的に使用しなければなるまい。
    • B-CASカードが100枚溜まりました。マスターキーを下さい。
  3. 便利にする、という観点から見れば、CMカット録画くらい実現を容易にするような電波を流せ。
    • つまりは、個人による映像編集を許可するか、禁止する代償として録画したコンテンツが便利であるように、CMは駆除しなければならない(MUST)。昼メロのCMをおっさんが見てもCM効果はマイナスでしかない。ただの害悪。それくらいであれば録画時点で駆除をした方が広告効果がある。無論、みのもんたの「間」の最中にCMが入るのは論外。印象には残るだろうが、効果的に心象を悪くしているだけである。
  4. コンポジ出力でも見れる。
    • てーか、NHKの裏金の代償として、希望者全員にチューナー無償配布。コンポジ出力で日本中のどのテレビでも見ることが出来る結線を整える。
    • そうそう、デジタル化の後にNHKの放送料の便乗値上げも禁止。壺を買う金がある、韓国旅行を出来る金があるのだから。
  5. 結局のところ、一度放送したものに対して再度金を盗るのが論外。
    • VODで手元に複製して何度見てもOK。どーせ、9割は1〜2度見たら、あとは肥しだろう。「あー、昔あんなのあったっけー」的に考えてる連中がン万も金を出すわけもない。1h100円程度の換算で妥当。画質もHDでVODってのは贅沢すぎ。コピーワンスはHD番組だけにしとけ。SD画質で再度カネを盗もうとするのは詐欺。
    • 見てもらうことで知名度、人気が上がるのと、見られないから無視される。どちらの方が建設的であろうかな。
  6. HD画質の番組までコピーフリーとかVODで即配信とか言わない。
    • そーゆーのは販売目的だろう。2時台とか7時台、9時台の番組はCM効果がある。
    • まず、DVD(質HD)とかで販売して、2〜3年してVOD(質SD)に登場くらいが妥当。
    • 観ることが目的ならDVDで買うし、見ることが目的ならVODでほげーっと見る。現状の愚かなところは世の中全員が前者であると仮定した頭の悪い放送協会。疱瘡協会じゃないかと疑いたくもなる。
    • SD録画は原則として、録画し忘れ層とかリバイバル層にVODという救済措置を提案する。これが「便利」な姿。
    • 一方、HDコンテンツは、コピーワンス+ダイジェストオンリー+SD画質で良い。1ヶ月くらいでDVDを出し、1年で全話+撮影風景などの+αパッケージ版(ドラマとかなら)。2年でSDに落としてVODでDVDの販促。SDで満足する層は万単位の金を出して全話を見ようと思っていない。
    • スポーツなどの生もの。HD放送でSD録画。個人編集不可であれば、総集編の販売も売れるコンテンツになる。
    • 視聴層も、ピラミッド構造とか2対8論理を適用できる。ヨン様DVDを見て、韓国まで行く婆さんは全視聴層のごく一部、ピラミッド頂上でしかない。購入者は視聴者という氷山の一角でしかない。全てを購入者に変える事は不可能であるが、地上波デジタルで振るい落としをしようとしている。購入者層以外は見るな。購入者層はスポンサーから見れば優良視聴者である可能性が高い。一般視聴者は粗悪視聴者なので見るな、と言っている。
  7. やはり、テレビを見させなくしようとする→放送規制を実現しようとする国会議員どもの陰謀であろうか
    • 悪いのはテロリストと結束するある種の国会議員ども、というのは王道であるが。
    • もっと悪いのは、勧善懲悪を実行しない総理。口先内閣と歴史の教科書に載るのも時間の問題。

んで。
現状のまま7年後を迎えると、海水中の氷山は粗大ゴミになる。
つまり、国家レベルで「テレビは自政党にとって不利であるので撤廃しろ」と言っていると読める。
そんな不健全な存在が嫌いなだけである。

・・・、そんな自分はぷらとにっくなところだけ潔癖症。微妙に終われ。

*1:総合的にね

*2:昔、ドリフのビデオを撮って置いた人が再放送を楽しめるだろうか。