日本代表激怒記

責任をとって辞めろとは言わない。ただ単に、「無能だから」辞めろ。それしか言わない。
古田敦也の方が、良いサッカー日本代表監督だ。

オシムのことを酷く誤解していた。
走ること、どのポジションでも美味く機能すること、と来れば、トータルフットボールが最終目標で、手段が走ることを強要し、DFとかの専門家を外したことが手段だと、そう思っていた。
結局、目標は市原*1の強化合宿程度のもので、手段として市原勢の偏重があった。

去年の中村(俊)と比べて、機能性は著しく落ちた。
セルティックでは非常にうまく機能するが、日本代表では平均以下。これも市原の流儀に従わない選手は使わない思想によるもので、前方向へのパスの頻度が無くなったため。ジーコ時代も日本代表全体でバックパス病があったが、オシム時代は末期症状というべきか、既に死亡済み。思想としてパスは後ろに出すという練習でもしているのでは?と疑いたくなる。パスのキーマンであった中村を雑用として使うなら、もっと適切な選手がいるだろうに。そのための水野か?

バックパス主体の戦術に自信を深めるオシムhttp://sports.yahoo.co.jp/news/20070729-00000010-sanspo-spo.html
てゆーか、オシムのサッカーに戦略があったかな。「走れ、あとは自分で考えろ」な戦略なんだから、オシムはベンチにいる必要は無い。常に戦略に沿うよう試合全体を監視するのが監督。まさに無責任体質の病原体。理念無きサッカーでは攻めもできず守りもできない。現場の判断で戦略をひっくり返して、戦略の切り札、選手交代までやらせようというのか。

ジーコ時代は悪かったといわれる。それは絶対値評価だ。
相対的に見るなら、機能するかはともかく戦略があったジーコ時代の方がまし。人選も国内組の選抜については昔の方が良かった。鹿島から多く選んでいたが、トルシエ時代からの資産だったり、ユース代表の資産だったり、オリンピックの敗因だったり*2、割と理由はつきやすい。J上位クラブとして召集されるのも理由だろう。が、千葉は降格争い中。ナビスコも予選敗退。遠藤を呼んでは高い位置で使うといった斬新過ぎる起用をする。オシム政権下では一切選んでほしくは無いが、J,ナビスコのベスト4な鹿島は一人も選出されていない。このあたりの意味は、「選ばれたら負け」*3

後任は?
国内3冠監督あたりなら、去年の遺産を引き継げるだろう。が、3冠は就任年度で、それこそ遺産で勝ったようなもの。関塚さんか、若手抜擢の成功体験アウトゥオリさんだろうなぁ。

*1:阿部を含むため、千葉とは書かない

*2:オチがついてしまった

*3:まぁ、鹿島から選ぶことはジーコへの敗北宣言そのものだから選べないのかもしれないが