あひる 3番機
これまでのあらすじ
猿を駆除しようかと思ったが、猿の情報がなかなか集まらない。
仕方ないので sparc ultra1 (64bit) に Gentooを入れてみよう。あわよくば周辺に感染させてみようと思う毎日。
- ブートに問題があるか?
起動プロセス中に {STOP}とか{Ctrl+A}とかで中断させる。*1
ok
のプロンプト*2を出現させることができれば成功。失敗したらreboot*3
次に、CDからブートさせる。
ok boot cdrom
そうすると、CD内のSILO*4が起動する。そこでインストーラのカーネルを起動させればおっけーよ。
あとはrootでログインしちゃってね☆
- インストーラの初期設定
- ネットワーク
# net-setup eth0
今回は次のように割った。
/dev/sda1 32MB /boot ext2
/dev/sda2 256MB SWAP
/dev/sda3 ALL Whole Disk
/dev/sda4 残り / ext3
sparcの仕様上、sda3はこーせい、と聞いている。
割ったら、フォーマット&マウントをする。
# mkswap /dev/sda2 && swapon /dev/sda2
# mkfs.ext2 /dev/sda1 ; mkfs.ext3 /dev/sda4
# mount /dev/sda4 /mnt/gentoo
# mkdir /dev/gentoo/boot
# mount /dev/sda1 /mnt/gentoo/boot
- インストールイメージの取得〜chrootに入るまで
tarballこと圧縮ファイルを落とす。日本のミラーサイト*5からlynxで落とすのが手っ取り早い。
# cd /mnt/gentoo
# lynx http://mirror.gentoo.gr.jp# tar xvfjp stage2-*.tar.bz2
# mount -t proc proc ./proc
# cp /etc/resolv.conf ./etc
今回はStage2からはじめる。
- make.conf を書き換えよう
当面は次のmake.confを使う。
# nano -w /etc/make.conf
<< make.conf >>
USE="cjk nls -X -java"
CFLAGS="-mcpu=ultrasparc -O3 -pipe -ffast-math -falign-functions=4"
GENTOO_MIRRORS="http://mirror.gentoo.gr.jp"
# SYNC
SYNCについては、emerge-webrsyncで使っているか不明だったし、今のところははずしておいた。
- SYNCする
通常は次のようにがんばる。
# emerge sync
ファイヤーウォールな人は次の物に変えておこう。
# emerge-webrsync
- stage1 から始まってしまっちゃった貴方に。
# cd /usr/portage
# scripts/bootstrap.sh
と、x86版とまったく同じ。てゆーぅか、これ以降はほとんどx86と同じ。以降、軽く流して生きますね〜。
- stage2 な私たち。
と無意味に手順を踏んでみる。お急ぎの方は最後のオプションなしでどーぞ。
- stage3 から始めた現実主義?
省略。オフィシャルのsparcとか、jpのx86読んでくださいな。
ここまでは実行済み。以降、未完了。
- 時刻設定。
# ln -sf /var/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime
- カーネルのインストール
と、カーネルソースは一種類のみ。このあたりはx86とは違うようだ。カーネルのオプションについてはオフィシャルを参照してほしい。*8
http://www.gentoo.org/doc/en/gentoo-sparc-install.xml#doc_chap19
- syslog,cron,sshなどのサービス
- syslog
お好みで好きなロガーをインストールしてかまわない。あたしの好みは syslog-ng
# emerge syslog-ng
# rc-update add syslog-ng default
-
- cron
お好みで好きなcronをインストールしてかまわない。あたしの好みはインストールに手間のかからない vcron
# emerge vcron
# rc-update add vcron default
既にインストールは完了しているので、サービス/デーモン登録のみ。
# rc-update add sshd default
- fstab*9の編集
/dev/sda1 /boot ext2 noauto,noatime 1 2
/dev/sda4 / ext3 noatime 0 1
/dev/sda2 none swap sw 0 0
/dev/cdroms/cdrom0 /mnt/cdrom iso9660 noauto,ro 0 0
proc /proc proc defaults 0 0
none /proc/openprom openpromfs defaults 0 0
と、最後にsparcらしさが出現。油断ならない。
- パスワード
# passwd
- ホスト名とか
# echo hogehoge > /etc/hostname
# echo foo.bar > /etc/dnsdomainname
# echo hoge.bar > /etc/nisdomainname
-
- /etc/hosts
ネットワーク上の別の機体からcopyするほうが早いです。
とは言ってもスタンドアロンな方もいらっしゃる。
127.0.0.1 localhost localhost.localdomain
192.168.0.1 hogehoge hogehoge.foo.bar
と例を挙げてみた。
- ネットワークの設定
未了。オフィシャルの26を参照(笑
以降、また今度。また五日。・・・、来月なの?(違