あひる 3.3 - Gentoo on Sparc Ultra1 -

x86版とは違うのだよ!報告書

  • ブートが違う。

まずはブート方法がSun Open Boot Prom (OBP)からブートする必要がある。てかBIOSゆーても良いかもしれない。

貧弱てよりはx86ほどぐっちゃぐちゃじゃないハードウェア構成ゆえに、単純化できた結果、と思っておく。

  • ハードディスクやらCD-ROMの接続方法

これについてはOSとは関係ないんだけど、一応ね。
x86で最近数年のものはATAPI/IDEが主流で、SCSIは多くない。
sparcは全体としてはどーか知らないけど、見渡せる範囲内は全てSCSIのみ。
これらの差はインストール時に相当について回るのよ、これが。


ATAPI/IDE
# fdisk /dev/hda
SCSI
# fdisk /dev/sda

いや、たった一文字なんだけどね。(苦笑

sparcアーキテクチャ固有っぽい現象として、
Sun Disk Label / Whole disk
とゆーのが3つ目のパーティションに必要なのです。しかも全領域を対象として。これを使わないとどうなるのか?については誰かが既に実行済みだろうからそれを読んでね。私は嫌よ。

  • make.conf はあんまり差異がないのは

あんまり、ってことは有るのです。

CHOST="sparc-unknown-linux-gnu"
CFLAGS="-mcpu=ultrasparc"

くらい。それ以外はx86版と同じ。それだけでアーキテクチャの差異を吸収できるのね。

  • カーネルが違うのは、それはしかたのないことなのよー

x86だとわけわからんほどカーネルに種類があった*1けど、sparc頑固一徹sparc-sourceのみ!

    • カーネルコンフィグ中でも差は結構あるのよ。でも省略なのよー
    • sparcではカーネルのbzImageを作っても使えないのよ。圧縮はいけないのよー
  • fstab に微妙な差

promとか言う存在がsparcにあって、それについて書いておいたほうが良いらしいの。

  • GRUB はつかえないの?

SILO, the Sparc Improved boot LOader しか使えないのか、使わないのか知らないけど、VINEの時もSILOだったので、それしか選択肢を知らない、てゆーかぁ〜、選択肢ないしぃ〜。LInux LOaderのパチもん・・・だよね?

と、コレくらいがインストール時の差異かな。運用面では差異が少なくなっているはずよ。たぶんね。
固有のハードウェアの差はでるだろうけどね。

*1:vanilla,usermode,gentoo,gaming,redhat,selinux,win4lin,などなどなど