GBAで動画再生、am3が新サービス

好意的に斬るのは趣味じゃない。いつもどーりに不備を突こう。
〜〜〜、いや、結構期待してるのよ、GBAにはさー。

本体価格、3200円ほどで、30分でカード一枚。これが2500円弱。
メディアは、極普通のスマートメディア32MBで、コンテンツ自体は500円ほどと見ておけば十分でしょう。レンタルするのと同じくらいかそんなもんと同価格で、解像度240x160のムービーだったりする。スマートメディア32MBで一話25分の動画なのだから、結構圧縮率は…どうなんだろう。比較してないから何ともいえないなぁ…。気が向いたら後で書いておこうか。TVより解像度が低かったような気がするGBAなので、潰れた感じがするか、端が切られたか?な感じになると思う。まあ、コーデックの能力などなどによって変わるだろうから知ったことではない。

フランスActimagine社とIMAGICAとが開発した独自の映像圧縮技術を採用。GBAのCPU(ARM7)に最適化されており、映像処理能力では非力なGBAというプラットフォームで、高画質な映像再生を楽しむことができほか、MP3並みの音楽再生も行える。

ここから、Actimagine社のコーデックを使用して、25分*1→32MBの圧縮をしている模様。音声はMP3並とのことからあまり良くないだろう。そうそう、非力非力ゆーけど、PC98とかと同じくらいの性能なきがする。メモリ量は劣るが。

それで。
コンテンツ自体は「アドバンスガチャガチャ」で配給される。一回200円と書いてあるが。むしろ形状はカードダスに近いよ?何故か2軸2ボタンのパッドが張り付いてるけど。

  • さてやっと本題?セキュリティ問題。

スマートメディア32MBそのままに見えたが、製造時に128bitのユニークIDが付加される模様。全数探索で10^40程度なので硬いとは言えない*2。IDとの比較がMD5とかSHA-1とかそんなもんじゃないかなー?と憶測するもわからないものはわからない。

さて、一番の穴、暗号であるが、既に24時間耐久アタックで破られるDESが使われている。ま、どうDESを使ってるかにもよるが、3DESとかだったらまー十分だろうが、そのあたりは国内ハッカーがいつのまにか答えを出すだろうが、実はソーシャルで当たった方が早いんだろうが、結局コンテンツ自体は200円ほどなので利益目的で当たる人はいないんだろけど。

  • わたし的に見るコンテンツの保護方法の予想

ユニークIDとDESを使ってる、とのことからこんなんでましたけど?

  1. メディア内のユニークIDとコンテンツ内のユニークIDのMD5CRCをそれぞれ比較し、一致しなければ失敗。
  2. IDから任意の式を使って32つの56bit値を生成して、コンテンツを3度暗号/復号化する*3
  3. DESですか?そうですか。

公開鍵使ってないようなのでそんなんとしか言いようがないのよね。
ID確認にDSA使って、コンテンツ暗号/復号にAES*4使うってーなら…AESは信用できないけどさ。どこか知らないけど確実に穴があるって気がするから。Advanced Encryption Standardとか言ってるけどAmericanの略で作ったんだろうから、信用できない。データを生で流してるのと同じ。使うならMISTYとか使いたいねぇ。見た目劣っても*5


最後に。
一番の問題点は、電極部に触られてーとか、そんなのが最も危険な部分じゃないかなーと。

http://www.zdnet.co.jp/news/0310/24/nj00_am3_gba.html

*1:CMなどを取り除いたら、そんなもんだろうさ

*2:柔らかくはないが

*3:3DESのこと

*4:ベルギー人のRijndael氏考案だったそうな

*5:でもAES候補の一つに残ったんじゃなかったっけ?