Borland C++BuilderX

http://www.borland.com/cbuilderx/
http://slashdot.jp/developers/03/09/16/0613259.shtml?topic=58
7,8,9を一気に吹っ飛ばして、10が登場した!
……、いや、10なのかわからないけどさ。

従来のWindowsC++Builderの路線に、Solarisとか、LinuxでやってたKylixC++が統合された感じで、それぞれのOSなどの垣根を越え統一することができた。
のだが、今のところIntelとゆーかx86にしか対応していないようにも読み取れた。クロスコンパイル環境ができているかはもう少し読んでみないことには…
CVSや他のバージョン管理システムと連携し、gcc等の他のコンパイラを使用することができる!というあたりが感動に値する。

  • デモを見る

「あぁー」
と声も出ず。Builder8が出たら次に買う(義務)*1としてたけど、飛び越されちゃったし。

と、バージョン管理システムと、各種コンパイラによる試験、GDBなどの他社(?)デバッガの使用の連携、といったあたりが目に付く。
これでクロスコンパイル環境とかそのあたりがつかえれば!*2
またIDEについては従来*3のBuilderよりはJBuilderに近いUIをしていると見ることができた。とりあえず、Jの方が新しいからそっちのUIを流用したのだろう。// Jは非常に動作が遅く、仕事以外では使えないと、流石のBorland信者でも思った。

  • Personal版の仕様を斬る

256MBのメモリが最低限必要なのですが、384が推奨されてるようです。*4 *5
HDDは250MBで十分なのですが、ドキュメントやサンプルを導入するともっと必要になるでしょうね。*6
CPUは、PentiumIIの233とか、UltraSPARCで360が最低限必要みたいです。*7
OSは、Solaris2.8以降、Windows2000SP2以降、LinuxはRedHatEnterpriseWS2.1とか書いてあるので、とりあえず不明。
サポートされるコンパイラは、bcc,gcc,gcc-mingwがPersonal版でサポート。msvc,CodeWarrior,intel-cc,SunForteがDevelに入ってきます。
バージョン管理機構は、CVSのみがPersonalでサポートされ、Develで他のいろいろなのがサポートされるようです。
/.Jで、wxWindowsを使いそうだって話があったようだけど、その辺はどうなんだろ。デモの終わりの方だったのかな?

  • 最後に

ほら、そこのお兄さん、買いだよ、快!

*1:この頃にはマルチプラットフォーム、クロスコンパイルなどが機能しているだろうと予想@昨年の時点での予想

*2:詳細は不明だった

*3:Ver5と比べてる

*4:多ければ多い方が良い。その方がコンパイルの効率が上がる。

*5:Devel版では512必須の768推奨

*6:Developer版は650MBです

*7:あ、SPARC使えるんだ。I版のSolarisじゃなくて。